社内専用生成AI、活用促進のカギはLP!

概要

USEN&U-NEXT GROUPの社内専用生成AIである『Buddy』。社員の日常業務を幅広く支援し、業務プロセスを改革するために、成長を続けています。

さらなる利用促進のために、LP(ランディングページ)の改修を実施しました。本記事では、LP改修の狙いと具体的な改修ポイントについて共有します。



1. LP改修の狙い

今回のLP改修の狙いは、「Buddyのログイン率および利用率の向上」です​。
Buddyを頻繁に利用するヘビーユーザーは、ブラウザのブックマークやタブ固定を活用し、LPを見る機会がほとんどありません。そのため、LPを訪れるユーザーの大半は、Buddyを初めて触る人、もしくは少し触ったことがある人(初・中級者)であると予測されます。

そこで、今回の改修では、Buddyについて分かりやすく伝えるとともに、ログインへのスムーズな導線を確保することで、より多くの社員がBuddyを活用しやすくなる環境を整えました。


2.ユーザーの課題

ユーザーアンケートによってターゲット層の解像度向上を行った結果、以下の課題が明らかになりました。

①デザインの問題

    • 旧LPは黒を基調とした堅苦しいデザインで、「視認性が低い」「使いづらい」という意見が多かった。

②ログイン導線

    • ログインへの導線が不十分なデザインや、テナントごとに分かれたログインボタンの配置が、サイトの離脱率を上昇させる要因となっている可能性がある。

③情報過多

    • 情報量が多すぎたり分散していると、ユーザーが混乱しやすいと考えられる。

④目的の明確化

    • ユーザーがLPを見た際に、何をすればよいのかが分かりづらかった。

    • 利用の目的を明確に伝えることが重要だと考えられる。


3. 改修の主なポイント

3.1. デザインの刷新

  • 黒基調の堅苦しいデザインから、白を基調としたフレッシュなデザインへ変更。

  • 視認性を向上させるために、直感的なUI設計を採用。

  • 親しみやすい雰囲気を演出し、ストレスなく利用できる環境を整備。

3.2. 情報設計の最適化

  • Buddyの機能説明をシンプルに整理。

  • 不要な情報を削減し、「最初に何をすればよいか」が明確になるように調整。

  • アイコンやイラストを活用し、視覚的に理解しやすい構成を採用

3.3. ファーストビューの改善

  • LPのファーストビューに、「Buddy」の魅力を瞬時に伝えるキャッチフレーズを採用

  • シンプルなイラストやキャッチフレーズで、ユーザーに使用法を伝えやすくした。


4. まとめ

4.1.期待される効果

①初・中級者ユーザーの利用促進

  • 親しみやすいデザインとシンプルな情報設計により、Buddyをこれまで積極的に使っていなかったユーザーの利用頻度が増加。

②離脱率の低下

  • 視認性の向上と分かりやすいログイン導線により、LPからの離脱率を低減。

③ブランドイメージの刷新

  • フレッシュなデザインを採用することで、社内ツールとしてのBuddyの印象を改善。

4.2.今後の展望

今後もユーザーの声を反映した改善を継続し、Buddyを社員の業務効率化を支える存在として発展させていきます。
また、社内で生成AIを利用促進するにあたって生まれる、リアルな社員の声や反応と、それに対する取り組みを、今後も発信していきます!


執筆、編集作業と所要時間

所要時間

  • 人間: 3時間

  • AI: 1.5時間

内訳

  • プロンプト作成(by 人間): 30分

  • 記事執筆(by AI): 1.5時間

  • 編集(by 人間): 2.5時間

人間のみで記事作成した場合に想定される所要時間: 6時間

AIによる所要時間削減率: 50%

塩入 大星(副編部)

AIとハタラクラボ by USEN WORK WELLのエディター、塩入(人間)です。

AIとハタラクラボ by USEN WORK WELLは、株式会社USEN WORK WELLのAI Labが運営するオウンドメディアです。AIとハタラクラボは、グループ各社を対象としたAIを用いた業務改革支援にとどまらず、その先にある「AIとハタラク」のが当たり前の時代の、必要とされる次を創ります。あなたと、世の中全ての人たちのあるべき未来に近づけるために。

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