【新機能リリース】エントリーシート作成から面接練習まで、就活をトータルで支援するEnTryViewの進化
#Update
Written by Kanta Satoh, Product Manager of EnTryView
1.「面接にたどり着けない」という学生のリアルな悩み
EnTryViewはこれまで、AI面接サービスとして多くの学生に「いつでも・どこでも・何度でも挑戦できる面接練習の場」を提供してきました。しかし、リリースから約3ヶ月、多くのユーザーインタビューを重ねるなかで、ひとつの大きな課題に直面しました。
それは――
「面接練習をしたいけれど、そもそもエントリーシート(ES)で落ちてしまう」
という声と同時に、
「ES作成に時間と労力を取られすぎて、面接練習に進めない」
という悩みです。
就職活動では、面接以前にES選考を突破しなければなりません。ところが、多くの学生が「ガクチカや志望動機をどう書けばいいのか分からない」「何日もかけても仕上がらない」と壁に直面しています。結果として、ESの段階でチャンスを失ってしまうだけでなく、その準備に追われて面接練習のフェーズにたどり着けない状況も少なくありませんでした。
この根本的な課題を解決するために、私たちはEnTryViewを「面接練習だけのサービス」から「ES作成から面接までを一気通貫でサポートするサービス」へと進化させました。
2.新機能「エントリーシート作成」とは?
①志望企業の求人情報を登録
志望企業の募集要項をURLやPDFで取り込み、あるいは手入力で追加できます。これにより、企業ごとに最適化されたESを作成する準備が整います。
②下書きからでもOK。AIが添削・提案
完成度に関わらず、入力したESやメモをAIが分析。表現の改善、論理的な流れの補強、企業に響く要素の追加などを提案し、より強いESを生成します。
③ 何度でもアップデート可能
AIが作成したESはそのまま編集でき、学生は納得いくまで何度でも更新可能です。
④ 保存と一元管理
完成したESは企業ごとに一覧で保存されます。複数社の選考を並行する就活において、管理のしやすさは大きな強みです。
⑤ ワンクリックで面接練習へ
保存したESをもとに、そのまま面接練習に移行可能。ESで記載した内容を深掘りされる模擬質問が飛んでくるため、実際の選考を想定した、より実践的な練習ができます。
3.「AIだからこそできる」就活の伴走
従来のサービスは「面接練習だけ」「ES添削だけ」と、サポートが分断されていました。
EnTryViewが目指したのは、「学生が最初にESを開いた瞬間から、面接を突破するその日まで伴走すること」です。
AIを活用することで、以下のような付加価値を提供できるようになりました。
志望企業ごとに合わせたアドバイスをスケーラブルに生成
学生一人ひとりの強みを引き出し、言語化を支援
蓄積したESと面接練習データを連動させ、より精度の高い模擬質問を実現
人間のキャリアアドバイザーが24時間寄り添うことは不可能ですが、AIなら可能です。
EnTryViewはその実現に挑んでいます。
4.学生の声と初期成果
すでにエントリーシート作成機能を試した学生からは、次のような声が届いています。
「今まで1社分のESを書くのに3日かかっていたのが、数分で仕上がった」
「AIにアドバイスをもらうと、自分でも気づかなかった強みを発見できた」
「ESを書いた内容で模擬面接ができるから、本番を想定しやすい」
また、導入直後から多くの学生に利用していることがデータからも見られました。
エントリーシート機能の追加後の1週間は「面接実施ユーザー数」より当機能を利用したユーザー数の方が多かったです。
5.就活の「新しい当たり前」をつくる
私たちは、EnTryViewを単なる就活ツールではなく、「学生が本来の力を発揮できるためのインフラ」にしていきたいと考えています。
就活は本来、企業と学生が対等に向き合い、相性を見極める場であるべきです。しかし現実には、「書類の通過率」や「限られた面接時間」によって学生の力が十分に評価されないことも少なくありません。
AIを活用することで、この構造を少しでも変えられると信じています。
エントリーシート作成から面接練習まで一気通貫でサポートするEnTryViewは、学生が自信を持って就活に臨める“新しい当たり前”をつくっていきます。
6.さいごに
EnTryViewはこれからも学生の声に耳を傾け、アップデートを続けます。
「就活が不安」「どう準備すればいいか分からない」と悩むすべての学生にとって、信頼できる伴走者でありたいと私は考えています。
エントリーシートに向き合う最初の一歩から、面接本番のその瞬間まで。
EnTryViewはあなたの就活を支え続けます。