データから読み解く、「Buddy」の活躍と課題

概要

こんにちは、今回はU-NEXT HOLDINGSの社内生成AI最新情報をお届けするブログ記事です。社内生成AI「Buddy」の利用データを公開し、その考察と今後の方針についてお話しします。

1.Buddyの活躍

当社、U-NEXT HOLDINGSは、エンターテインメントとテクノロジーを駆使して、社会の課題解決に取り組んでいます。その仕事を手助けする相棒として開発したのが、社内生成AI「Buddy」です。

Buddyとは?

2.累計ユーザ数の推移

Buddyの累計ユーザ数は、導入以来右肩上がりに増加。グループ社員の半数にあたる2847人がBuddyを活用しています。これはBuddyが、当社のビジネス業務を効率化し、従業員の作業負荷を減らす一方で、新たな価値を創造している証拠です。

3.職種から見る生成AI活用

職種別の利用率を見てみましょう。各職種での利用率は、当社の職種ボリュームゾーンである企画・管理、開発、営業が50%以上の利用率となっています。企画管理・営業職では、AIが戦略的な意思決定のサポート、プロジェクト管理において重要な役割を果たしていることを示しています。開発職では、AIがコードの自動化、デバッグ、テストにおいて強力なパートナーとなります。反復作業の自動化やバグの発見・修正、コードの改善提案により、開発サイクルのスピードアップとソフトウェアの品質向上が実現します。

4.送信数から見る生成AI活用

このグラフは、2023年11月から2024年6月までの期間における1日当たりの送信回数の推移を示しています。送信数もまた、Buddyが日々の業務にどれほど役立っているかを示す指標。2024年3月以降、送信回数は劇的に増加し始めます。特に4月と5月にかけては顕著な上昇が見られました。これは、AIツールの機能がさらに強化され、より多くのユーザーが積極的に活用し始めた結果と考えられます。

5.Buddyの課題と改善策

全てが順調なわけではありません。Buddyの利用に際していくつかの課題が浮き彫りになっています。例えば、特定の業務に対する適応性の強化、ユーザーインターフェイスの改善などが挙げられます。これらの課題を克服するために、日々改善策を模索し、実行に移しています。

6.まとめと展望

これらのデータから、BuddyがU-NEXT HOLDINGSの業績向上に寄与していることが明らかです。一方で、各職種に特化した機能の実装など必要な改善も見えてきました。AI技術はこれからも私たちのビジネスに革新をもたらし続け、私たちが目指すサステナブルな未来への道しるべとなるでしょう。これからもU-NEXT HOLDINGSの活動にご注目ください。

【U-NEXT HOLDINGSのHPとBuddyのニュースリリース】

執筆、編集作業と所要時間

  • 所要時間: 26分
    〇人間: 25分
    〇AI: 1分

    内訳
    取材(編集会議内でのコメントのメモ。by 人間): 5分
    プロンプト作成(by 人間): 10分
    記事執筆(by AI): 1分
    ・編集(by 人間): 10分




    人間のみで記事作成した場合に想定される所要時間: 60分
    AIによる所要時間削減率: 70%

芝田 龍正(副編部)

AIとハタラクラボ by USEN WORK WELLのエディター、芝田(人間)です。

AIとハタラクラボ by USEN WORK WELLは、株式会社USEN WORK WELLのAI Labが運営するオウンドメディアです。AIとハタラクラボは、グループ各社を対象としたAIを用いた業務改革支援にとどまらず、その先にある「AIとハタラク」のが当たり前の時代の、必要とされる次を創ります。あなたと、世の中全ての人たちのあるべき未来に近づけるために。

前へ
前へ

社内生成AI「Buddy」と統合した社員検索で業務効率化!

次へ
次へ

Pika 1.0:AIを活用したビデオ制作の新たな可能性